ファクタリング審査申請時に必要なもの|ファクタリングの窓口

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事業の資金繰りが不安でファクタリングを検討しているあなたへこの記事では実際の申請時にどのようなものが必要かを分かりやすく解説いたします。

この記事で分かる事

  • ファクタリング申請時に必要なものや書類
  • 申請時必要書類の取得場所や再発行場所

ファクタリングの申請時に必要なもの

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ファクタリングの申請時に必要な6点セット

ファクタリングの審査に必要なものは、「登記簿謄本」「印鑑証明書」「決算書(個人事業主の場合は確定申告書)」「預金通帳」「請求書」「身分証明書」の6点セットが必要となります。
それぞれのものの詳細と、なぜそれがファクタリングの審査に必要なのかをご紹介いたします。

登記簿謄本

登記簿謄本とは会社経営をしている社長であれば何度も法務局に取りに行った事のある「会社の重要事項が記載された書類」です。
登記簿謄本はファクタリング申請時に「実際にこの会社が存在しているのか?」「どのような事業を行っているのか?」などを審査されますので審査申請前には必ず用意しましょう。

ファクタリングとは売掛債権の買取ですので契約によっては「数百万~数億の金額」になる場合もある大きなお金が動く取引です。ファクタリング会社を相手にした詐欺も起こっておりますので、この登記簿謄本はあなたの会社の存在を示す重要な書類となります。

アドバイザー田中

印鑑証明書

会社(個人事業主)として重要な契約をする際には必ず必要となる「印鑑証明書」ですが、もちろんファクタリング審査の場合も必要となりますのでこちらも忘れずに準備しておきましょう。

注意ポイント

注意しなければならないポイントとしては、「売掛先との取引履歴が無い」「取引先との継続的な入金が滞っている」場合があると審査を通過出来ない場合もありますのでご注意下さい。

注意点:申請し実際に契約となった際には印鑑証明書で登録した「実印」が必要となりますので忘れずに実印の準備もしておきましょう。

決算書(個人事業主の場合は確定申告書)

ファクタリングの審査申請時には法人であれば「決算書」は必ず必要です。
個人事業主の場合には「確定申告書」が必要となります。
決算書や確定申告は「事業の成績表」ですので、決算や確定申告の時期が終わるとどこに置いたか分からない…なんて事にならないように普段から目に付きやすい場所で管理をしておきましょう。

決算や確定申告が「赤字」だからと言ってファクタリングの審査に通らないという事はありません。
事業の経営状況は審査判断材料にはなりますがより重要なのは「請求書の中身(請求先・履歴の有無)」です。

アドバイザー田中

預金通帳

ファクタリングの審査申請時には「預金通帳」も必要となります。審査時にはこの預金通帳での売掛先の会社との取引履歴の有無を判断されます。
売掛先との以前からの継続的な取引履歴があれば審査を通る確率が一気に上がります。

注意ポイント

個人事業主の場合実印の印鑑証明書はマイナンバーカードを持っていれば「コンビニ」で気軽に発行出来ます。
しかし法人の場合は「法務局」でしか発行出来ませんのでご注意下さい。

ファクタリング会社は審査時にこの預金通帳での実際のお金の動きを見ます。今回の売掛債権の金額と日々の事業運営での入出金の動きを照らし合わせ整合性が取れているかを分析します。
その為普段の通帳の入出金額に比べて著しく高額な売掛債権の申請は却下される場合もありますのでご注意下さい。

アドバイザー田中

請求書(もしくは見積書)

ファクタリングの審査の重要ポイントになる「売掛債権の請求書」は審査申請時に欠かせません。
見積書でOKというファクタリング会社もありますが、相手先の会社名が記載され実際に売掛金を請求した事が分かる「請求書」が1番良いでしょう。
この請求書では「売掛債権金額」「取引内容」「入金日」など売掛債権の詳細を確認する為に非常に重要な書類となりますのでしっかりと準備しましょう。

請求書に合わせて売掛先企業との「基本契約書」もあるとより審査時に印象が良くなりますので請求書を準備する際に同時に準備しておくと良いでしょう。

アドバイザー田中

注意ポイント:ファクタリング会社にもよりますが請求書(見積書)の額面の金額の満額を買取してくれない場合もございます。

身分証明書

ファクタリングの申請に必要な身分証明書は「運転免許証」「パスポート」などがありますが、審査で好印象なものはやはり「顔写真付きの運転免許証」です。
ファクタリングの審査では「偽名では無いか?」「実在しているのかどうか?」なども含め判断される為、顔写真付きの免許証を審査時の身分証明書として提出するのが間違いありません。

ファクタリングの審査申請時に必要なものの取得(再交付)場所まとめ

ファクタリングの審査申請時に必要なものお分かり頂けたと思いますが、万が一「あれ?あの書類が無い!」なんて事になった方の為にファクタリングの審査申請時に必要な6つのものの再交付場所をまとめておきました。
申請時する前に無いことに気づいた際には早めに再交付の申請をしましょう。

必要物名 再取得(再交付)場所
登記簿謄本 法務局
印鑑証明書 法人の場合:法務局
個人事業主の場合:住民登録されている市町村役場
マイナンバーカードがある場合:コンビニでの取得も可能
決算書 税務署(紛失した場合)
預金通帳 口座を開設した銀行(紛失した場合)
請求書(見積書) 自社内
身分証明書 運転免許証の場合:警察署、運転免許証センター等

上記書類の中でも個人事業主の「確定申告書」は再発行に「約1ケ月」かかりますので確定申告書の控えは紛失しないようにきちんと保管しておきましょう。

アドバイザー田中

まとめ

いかがだったでしょうか?ファクタリング申請時に必要なものはご理解頂けましたでしょうか?
再度確認です。

ファクタリング申請時に必要なもの6点

  • 登記簿謄本
  • 印鑑証明書
  • 決算書(個人事業主の場合は確定申告書)
  • 預金通帳
  • 請求書
  • 身分証明書


全て日々の事業運営時に必要なものとなりますので社長をやられているあなたあれば難なく準備出来る範囲のものです。
もし書類が足りなくてもこの記事でご紹介をした「再交付場所」で再度交付をしてもらう事が出来ます。
申請前にしっかりと準備をして円滑な資金調達が出来るようにしましょう。